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弱さが鍵

  • 渡屋
  • 2017年5月7日
  • 読了時間: 2分

銀魂もちゃんとテンプレ―トを使用している漫画に違いありませんので、女子は概ね「強い女子」です。これを描かないと何処かからクレームが来るのでしょう…。

 私はテンプレもベタも大好きなので、そういうのに特に不満はありませんが、物足りなさは感じてしまいますね…。だから、最近の護られるお妙がたまらなくツボなのです。彼女は自分の弱さを隠すため笑顔でいる事にしたし、強くなければ弟を護れなかったという過去があります。弱さを許されなかったという過去です。今もそうなのかもしれませんが、近藤も九兵衛も気付いてるんで…。弱い事を受け入れる器があるって事をこれでもかと見せつけてくれる。こういうの大好きなんです。

 弱いと言っても、心根が弱い者だと、強い者に依存してしまいますが、お妙の弱さはまた別のものですから…。彼女もまた弱さを受け入れる(金銭的には無理だけどw)器があるから。

 いつか新八が立派に育って、お妙の元から去って自立する姿を想像するとじわっとしてしまう…。もう充分立派になつつあるけど、まだまだですよね。きっと。

神威もまたそういう所がありましたね…。自分が護らなきゃと思い続けて、それには強くなければと思ったんでしょうけど、何故護ってもらう自分が想像出来なかったのかと思うと、ただ家族が大切だったという…その一心だったんですよねぇ…。

 護るべき対象だった妹の神楽に人を護る強さを持った事、それが自分によるものじゃなく他人の銀時と新八によって育てられたものかもしれないと思い知って、ショックではあったと思います。そりゃ阿伏兎の手を取りますよねぇ…。この人もまた護り護られる対象であったという事に気付いたでしょうから…。…多分(笑)。

 神威はファザコン故に、年上の人に対する…上手く言えないんですけど…。態度がさ…。なんかカワイイですよね。戦いを挑むのは一種の甘えている行為でもあるのかも…?(沖田は同じ年くらいだけど)

 
 
 
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