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愛にすべてを


初めての冬

 今日は結構暖かい。この間雪降ったのがほぼ融けて助かってるんですが、こんなゆるゆるの冬だと、この後大寒波なんか来ちゃったりしたらどうなんの? 生きていける?ってなりますね。

 そうそう、夜叉督ちゅんは我が家で初めての冬を迎えるのです。

 映画の影響でQUEENの曲を再び聴く人、新しくファンになる人が増えてきたそうです。 「Somebody To Love (邦題 愛にすべてを)」はQUEENの楽曲で、歌詞だけ見るとなんだか救いがないようで、でも曲調は弾むような感じがするから不思議に思ってました。歌詞の和訳してる人が金でも名誉でもなく、愛が欲しいんだという切なる訴えなんだけど、色んなアーティストが愛の歌を歌っていて、これがQUEENの愛の歌なんだという話しをしていて、こういうの嫌いじゃない…むしろ好きだなと。欲することをネガティブに捉えるのじゃなくポジティブにとるのか・・・。言葉自体はなんか辛くて悲しみを感じたりするけど、私が言葉から感じ取れるものって極少ないものなんだな…。  実は音楽の話してるけど全然詳しくなくて、QUEENも詳しくないのです。じゃあ何故にこのネタ? あのですね、私はこの「愛にすべてを」という言葉がよくわからないのに好きなんですよ。「FFタクティクス」というゲームの第4章のタイトルでもあります(もしかしてQUEENが元ネタなのかも…)。とても好きなゲームで印象に残っているんです。  ゲームのネタバレで申し訳ないですが、このゲームのラストでは全ての戦いが終わった後、死んだと思われていた兄妹が、その兄妹の葬儀の場に一瞬だけ姿を現すんです。そして二人連れ立ってどこかに行ってしまう。この寂しい終わりがなんか好きでね。寂しいけれど、あの兄妹には先があるんだという希望が持てたことが良かったんでしょうか。例え世間では死んだことになっていても。葬儀の場にいたのには何かわけがあるんでしょうね、自分のお墓見た気持ちってどんなだっただろう。  銀高にこうなって欲しいとは思わないんですけどね、なったらなったで大事件だし。本来の銀魂は既に終わっていて、今はエピローグだということなので、どんな終わり方でも不思議はなくなってしまったわけですが…。

 もう十分先生も銀時も苦しんだんだからって高杉言ってるけど、君は…? 何の為にここまで突っ走ってきたんだよ、恨みつらみじゃないのか…? その方がどれだけ私の気持ちは楽か。恨みや憎しみだけで動いてきたんならそれが良いです。きっと銀時の、子供の姿の松陽と過ごした話を聞いたからこそのその発言なんだよね? そうだったらいいな、そうじゃなかったら苦しいし辛すぎる。

 でも恨みつらみだけだったら、あそこで死ぬことを止まってあんな姿(不死)になっただろうかとも思う。不死になることに意味なんかないんです、あの時点で死ぬわけにはいかなかったということが重要なんです。きっと。自分の恨みの念だけでそこまで出来るだろうか。松陽や銀時の背中を思い浮かべる高杉の中には恨みや正義の心なんて無くて、ただあの二人を救いたいって気持ちだけだったんだよね、あの瞬間は。  「愛にすべてを」とはなんでしょうね…愛にすべてをかける、捧げる? この言葉自体というよりは、この言葉の後になにが続くかが重要ということ? 当たり前なんですけど、愛とは心じゃないかなと思う。愛することは心がなければ出来ない事で…。

 銀魂での愛とはどこか憎悪にも近い。自己犠牲的で独りよがりで一方通行で。それを向けられた相手が時に寛大に時に当然のものとして受け止めてる図が多い気がする。それは大体「死」と重なるのがなんとも…。銀時と高杉にも、そういうお互い矢印はむいてるけど一方通行に見えるような情を感じる。愛にすべてを、命をかける激しさを…。

 「愛にすべてを」

 こういう途中で切れてる、何か含みがあるような言葉、良いですねぇ。色々と妄想する余地があって。

 だから銀魂もそういう余地を残して終了して欲しいという希望はあります。何かが決定されることを恐れてます。続き読みたいけど、読みたくない。

 銀魂が週刊少年ジャンプから移ることになって、今やっとGIGAの発売日が決定しましたね。この雑誌、私には謎なんです。発売日が。3ヶ月連続発売ということは季刊誌ではない…? 夏に1,2.3と出た?みたいな感じで、夏と冬に3冊くらい出るような感じなんですか? そうなったら毎月銀魂かぁ~。

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