最終訓配信について
- はちとんぼ・渡屋
- 2019年6月20日
- 読了時間: 3分
ついに最終訓が配信されました。まだ銀魂関連では空知先生のお仕事は完全に終了したわけではないと思いますが、今まで楽しませて戴きました、本当に有難うございました。単行本諸々、発行を楽しみにしています。
さて、内容についてですが。
まだ色々と飲み込めていない部分がありますので、ここはざっと感じたことを記録致します。一番気になっていた松陽のことなんですが、やはりああいった結果にならざるを得ないというか、こうなるだろうなという感じです。あれしかないよなと…。高杉の願いが叶った瞬間でもありますね、きっと高杉は銀時から、松陽に今万事屋をやっているんだということを伝えさせたかったんじゃないかと思うんです。将軍暗殺篇で、銀時は今の俺は万事屋銀ちゃんなんだと言ったこと、あれです。ここで繋がったような気がして、個人的にはストンと落ちた気がしました。
あとは、ちょっと山崎、どうした?って感じなんですけど、やっぱり山崎が一番過酷な人生背負わされてる気がする。
そしてまぁ、一番驚いたところは今はまだ触れない方がいいのかどうなのか。私としては、最初の印象を書き留めておきたい気持ちもあるので、間違っていたとしても書いておきますけど、あれがもし高杉なんだとしたら…。
もし高杉がああいった形で出てくるとしたら、やはり松陽のような成長を遂げる可能性は高いですが、実際にはその力は非常に弱いものでしょうね、当然と言えますが。虚の因子の心配も出てきますから、悲劇でしかないわけです。
もしかして今度こそ本当に世界をぶっ壊すつもりで出てくるわけではないと思いますが、私としてはもっと希望的というか、もしかして高杉だったら、自分の意思で一番辛い選択だとしても銀時の願いを叶えるためになんでもやりそうだなって思ったんです…。
最後の銀時の願いは、今まで勝負した数の半分でも、酒を酌み交わしたかったという願いです。地獄での約束の前に、それを叶えてやるのも悪くないと考えてもなんの不思議もないと私は思いますよ。
私達から見たら悲劇にしか見えないけど、あの二人にとってはどうでしょう。私はずっと銀高が好きで銀高のことばっかり考え続けてきたにも関わらず、まだこの二人のことなんて理解しきれていません。
正直な気持ちを書くと、私としては終わってすごくホっとしています。もう数年近くずっと…緊張状態が続いていたような気がして、なんだか解放されたような気分です。好きな漫画が終わるのは悲しいけど、空知先生としては本当は銀魂はとっくに終わっていて、今はエピローグのようなものだと仰っていたわけで、本当の最終回は実はもっと前だったかもしれませんから。本当だったら見る事の出来なかった作品を見せていただいたようなものです。しかも後半は無料で。ただただ感謝の気持ちしかないんですよね。延長戦で銀高漫画見せてもらったようなものなんだから、ほんと、ほんとに…有難うございました…。貴方様の銀高に勝る銀高はありません…。